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改善事例

82歳/女性(要介護4)

週5日の利用による脳梗塞の改善

レッツ倶楽部 和泉多摩川駅前 脳梗塞(2015年1月31日~7月13日入院)、軽度の右麻痺、下肢O脚、変形性膝関節症診断

http://youtu.be/jsDRM87-jo0

●要介護の原因
脳梗塞(2015年1月31日~7月13日入院)、軽度の右麻痺、下肢O脚、変形性膝関節症診断


●この改善事例のポイント

  • パワーリハビリテーションは、週に2~3回通所してマシントレーニングを行うことで、より良い効果を得られることが分かっています。
  • 脳梗塞で半年間入院し、退院後、日中独居になることを防止するために、週5日利用していただいたところ、大きな改善が見られました。

●リハビリを始めたきっかけ
病院を退院後、娘さまと同居するため引っ越しをしましたが、知り合いがいないことで引きこもりがちになってしまうのではないかとの懸念がありました。
また、日中は一人きりで過ごすことになり、体力低下の恐れもあったので、日常生活のリズムづけと体力低下の防止、機能回復という目的のために通所を開始しました。

●リハビリを始めてから・・・
当初はスタッフとの会話も続かず寡黙傾向でしたが、徐々に会話も増え、朗らかに話ができるようになりました。また、水分も多く摂取されるようになりました。


平成27年4月8日 平成27年7月8日
Timed UP & GO 25.35秒 両手杖あり 11.34秒 片手杖あり
開眼片足立ち 3.0秒 両手杖あり 60秒以上 片手杖あり
握力 右:15.9 kg 左:12.2 kg 座位 右:19.4 kg 左 :14.6 kg 立位
ファンクショナルリーチ 32.5cm 40.0cm
長座位体前屈 18.5cm 23.0cm
30秒間足踏み 25回 両手杖あり 32回 支えなし
水分摂取量の変化 300ml 600ml
主訴の変化 坐骨神経痛の痛みあり 坐骨神経痛の痛み軽減し現在は痛みなし。
生活状況等の変化   ご家族様より、自宅にいる時笑顔でいる時間が増えたと。事業所内でも明るく積極的に会話等に参加している。

週5日の利用となったため、疲労が残らないように配慮しながら対応を行いました。
通所リズムをつけるためにも、週5日利用を継続できるように、ボルグ指数の「楽である」を遵守して行いました。
週5日利用することにより、毎日の生活にリズムがつき、当事業所に通う=楽に運動できるという意識づけができたことで、パワーリハビリテーションの効果が顕著に出たものと考えます。
週5日通所するということは、プログラムの内容に飽きが出てくる可能性もあります。
ただし、リハビリの効果としては大きく期待できるため、今後、週4日や5日利用されるご利用者さまがいらっしゃっても、満足してご利用を継続していただけるよう創意工夫を重ね、サービスをご提供していきたいと思います。

(レッツ倶楽部 和泉多摩川駅前)

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